事業案内business

高速道路建設

株式会社重光組は、平成22年(2010年)の設立以来、国交省による高速道路新設を始めとする大規模な公共事業の一端を担ってまいりました。
現在は主として「ワーゲン」と呼ばれる橋梁上部工事専用の移動架設作業車を使用したPCコンクリート工法を用いて、本社のある静岡県を拠点に東北地方から近畿地方まで、各地の高速道路建設を承っております。これまで、大阪府の淀川上を走る新名神架橋部分を始めとして日本を代表する多くの道路工事に携わってきました。高速道路建設は工期が大変長い事業です。短いもので2年、そして長いものでは7~8年に及ぶ事もあります。さらに、高速道路の建築現場は、低い場所で30~40m、高い場所になると実に100m以上にもなる高所です。そのような作業場所で超重量の資材や重機を扱い、巨大なコンクリート建造物を構築していきます。現場の下には線路や一般道があり、走行車両や歩行者に十分に気を配って作業を行う必要があります。こういった特殊な環境における建築工事は、何よりも安全面への非常に慎重な配慮が重要になります。
当社は労働安全衛生法を遵守し、現場で働く従業員の安全を第一に考えています。入念な事前調査と準備を行い、現場機材や安全設備の取扱基準の確認、ヘルメットや安全帯など作業員の安全保護装備の点検をしっかりと行うと共に、関係者全員に安全教育を徹底しています。
また、多くの方々にご利用いただく公共道路設備を建設する者として、ご利用者様の安全と快適な車両走行の為に常に責任と自覚をもって安全性と品質の向上に努めています。

徹底した安全管理

当社では、建設作業の基本として「安全第一」を徹底して周知しています。高速道路の建設のように大規模な事業では、多くの企業が協力して作業を行っています。橋梁工事や道路舗装だけでなく、道路照明灯や排水配管工事まで多様な業種の企業が1つの目標に向かって工期の管理を徹底しながら細心の注意をもって作業にあたります。従業員数30名程度の当社も複数の現場を同時進行する形で同業の協力会社と連携しながら作業を行っています。決して安全とは言えない特殊な作業現場に於いて、他の企業の作業員と協業するうえで必要なのは安全に対する共通の意識です。当社では徹底した安全教育に加えて、安全な作業には従業員の健全な生活環境が欠かせないという考えの下、可能な限り快適に過ごす事のできる住環境を提供しています。最長で7~8年にも及ぶ現場では、作業にあたる従業員の住環境が充実したものでなければ安全は確保できません。当社の従業員の安全は現場全体の安全の基盤となり、最終的には高速道路完成後のご利用者様の安全に繋がります。重光組の従業員は今日も安全第一に現場で汗を流しています。

解体事業

建築部門に加えて、重光組は解体事業を主とする協力会社との連携で事業の幅を広げています。こちらは新しく解体業の会社を設立した知己の友人から相談を受け、当社の長年の経験による技術や現場管理のノウハウ、必要な人材や重機機材の出向などを通して協力する事から始めたもので、家屋やビルの一般解体に関するアドバイザーとしても高い評価をいただいております。ご検討の事案がございましたら、是非、ご相談下さい。株式会社重光組は、これからもさらに多様な形で、地域や協力会社様方に貢献できるよう努力を続けてまいります。